佐賀でインプラント/審美治療なら スマイル髙城歯科SMILE TAKAJO DENTAL
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EQUIPMENT

設備紹介

当院では治療のさらなる審美性向上・安全性向上・患者さんの負担減を目指し、先進機材を導入・更新し続けています。このページでは現在当院で使用している機器について紹介します。

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歯科用CTパノーラA1

パノーラA1(ヨシダ製)
CT撮影で得られる口腔周囲の立体画像(右)と断面図(左)。0.1ミリ単位の解像度で口腔周囲の状況を立体把握できる。

歯科用CTとは、口腔周囲の状態を3D(三次元)で立体的に撮影する装置です。当院ではヨシダ製「パノーラA1」という歯科用CTを導入しています。
非常に高精細な立体画像・断面画像が得られるため、レントゲンではわからなかった「奥行き」「厚み」などを正確に把握することができます。
治療にCTを用いることで「顎の骨の厚み・幅・骨密度」「神経・血管の位置」などを正確に把握し、細かな処置プロセスの検討に役立てています。

歯科用CTで調べられること

  • 歯の埋没部分の正確な位置や向き
  • ✓歯の根っこ内の神経の枝の位置
  • ✓歯の根っこの先にできた膿の袋の状態
  • 顎の骨(歯槽骨)の幅・厚み・骨密度
  • ✓顎の骨内の血管・神経の正確な位置

歯科用CTが活躍する
シーンとメリット

SCENE1:抜髄・根管治療時
抜髄・根管治療時、歯の根っこ内の「神経の枝」を正確に把握することで、より高い精度で歯根内を清掃できる(虫歯の再発リスクを低減できる)。
SCENE2:歯周病治療時
歯周病治療時、歯の根っこ部分・歯槽骨の「溶けている箇所と量」を正確に把握することで、患者さんにより適した治療計画が立てられる。
SCENE3:根尖性歯周炎の治療時
根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)の治療時、膿の袋の大きさを定期的に調べることで、治療効果を定量的に評価できる(ちゃんと治るまで治療できる)。
SCENE4:抜歯処置のとき
抜歯時、歯の埋没部分や顎の骨の状態を事前に把握することで、より安全な処置プロセスを検討できる。
SCENE5:インプラント治療時
インプラント治療時、顎の骨内の血管・神経位置を正確に把握しておくことで、処置時に血管・神経を傷つけるリスクを低減できる。
SCENE6:治療プラン検討時
歯や顎の骨の状態を正確に把握することで、より正確な術式適応判断(どの治療が安全におこなえるか)が可能になる。抜歯すべきか抜歯せずに治療すべきかをより正確に判断できるようになる。

口腔内3DスキャナーMedit i700 Scanner system

口腔内3Dスキャナー「Medit i700 Scanner system」

歯の被せ物や詰め物を作るとき、患者さんの歯にぴったりはまる被せ物・詰め物を作るために型取り(印象採得といいます)をします。口腔内3Dスキャナーは、その型取りを光学的におこなう装置です。
従来の「印象材(粘土のようなもの)」を用いた方法に比べ、素早くより正確に、そして不快感なく型取りをすることができます。
当院では被せ物・詰め物の型取り時だけでなく、噛み合わせの検査にも本装置を用いています。

Medit i700 Scanner systemでできること

  • ✓歯の型取り
  • ✓噛み合わせ状況の可視化

口腔内スキャンに
Medit i700 Scanner systemを用いるメリット

不快感なくスキャンできる
印象材を口いっぱいにいれる必要がないため、不快感がありません。
素早くスキャンできる
印象材を用いる方法と比べ、素早く型取りできます。その分カウンセリングや処置に時間をたっぷり使うことができます。
より正確にスキャンできる
正確に型取りができるため、よりピッタリ合う被せ物・詰め物を作ることができます。(歯と被せ物・詰め物の隙間が減り、虫歯リスクを低減できる)
可視化できる
歯の状態や噛み合わせを可視化できます。その画像を患者さんと一緒に見ながら、どこをどう治療しようか相談できてとても便利です。コミュニケーションが取りやすくなります。
スキャナーを用いた口腔内スキャンの様子。十数秒でスキャンが完了。印象材の不快感もありません。
※画像では別機器を用いています
口腔内の3Dデータを素早く高精度で作成できます。

補綴物デザインアプリケーションCARES Visual Stand alone

ひと昔前まで、被せ物や詰め物は技工士が手で練って作っていました(今でもそんな歯医者さんがほとんどですが…)。でも今はすべてデジタルでおこなえる時代です。ソフトウェアで被せ物や詰め物をデザインし、デザインデータをミリングマシン(セラミックを削り出す装置)に転送、歯をデータどおりに正確に切削・形成できる時代になりました。当院でもそんな被せ物・詰め物をデザイン・切削・形成する統合システムである「CARESシステム」を導入しています。

CARES Visual Stand aloneは、そんなCARESシステムの一角をなすアプリケーションで、被せ物・詰め物をデザインするための専用ソフトウェアです。

CARESの操作画面。完全にデザインツールです。
デザインの様子。以外に思えるかもしれませんが、PCの前でデザインしている時間は結構な割合を占めていたりします。歯科医というより3DCGデザイナーですね。

ミリングマシン(セラミック切削機)CEREC(セレック)

ミリングマシン「CEREC」

セレックは、ドイツのデンツプライシロナ社が開発したミリングマシンです。わかりやすく説明すると、キューブ状のセラミックを、予め指定したデザインどおりに自動で削り出してくれる機械です(1台1200万円…)。専用のデザインアプリケーションでデザインした被せ物・詰め物のデザインデータを転送すると、コンピュータ制御でセラミックを削り出してくれます。約1時間ほどで被せ物や詰め物切削・形成が可能です。

セレックに使うセラミックキューブ。これをセレックが削り出して被せ物・詰め物を形成します。
削り出しの様子。

被せ物・詰め物に
セレックを用いるメリット

1日でセラミック治療が終わる
歯の状態や患者さんの希望にもよりますが、最短1日でセラミック治療(既存の被せ物や詰め物を綺麗なセラミックに変える治療)が可能です。
審美性に優れた仮歯を即日用意できる
患者さんのご要望が「被せ物・詰め物をできる限り天然に近い見た目にしたい…」というご要望の場合、被せ物・詰め物を用意するまでにどうしても時間がかかってしまいます(1~2週間ほどです)。歯の色のグラデーションや透明度、微妙な凹凸までオーダーメイドで作らなければならないためです。
被せ物・詰め物ができるまでの間は仮歯でお過ごしいただくことになるのですが、通常だとその仮歯はプラスチック製です。見た目もそこまでよろしくありません。そこで、短期間でも見た目を妥協できないモデルさん・タレントさんには、セレックを用いて美しいセラミックの仮歯をご用意しています。

歯科用超音波ドリルバリオサージ

歯科用超音波ドリル「バリオサージ」

バリオサージは、超音波で骨や歯を削る歯科用ドリルの一種です(実はドリルとは全く原理が違いますが…)。骨のような硬い組織は削れても、血管や神経などの軟組織は傷つけにくいという優れものです。
インプラント治療の一次処置(人工歯根の埋め込み処置)の際、歯槽骨(歯茎の骨)を削るときに用います。
歯茎の骨の中にある神経・血管組織を傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。

Er:YAGレーザー装置Erwin AdvErL EVO

Erwin AdvErL EVO

痛みと振動が少なく身体にやさしいレーザー、Er:YAGレーザー装置「アーウィン アドベール」です。…といっても、きっと何がなんだかさっぱりわからないですよね…。
この装置は、虫歯治療や歯周病治療からインプラント治療まで、治療の様々なシーンで使用しているレーザー機器です。
虫歯治療におけるドリルの代替・補完として、歯周病治療におけるスケーラー(歯から歯垢や歯石をそぎ落とす器具)の代替として、歯茎切開に使うメスの代替として使用しています。
従来の器具を使うときと比べ侵襲を抑えた治療が可能で、出血と痛みをより少なく抑えることができます。

Erwin AdvErl EVOが
活躍するシーンとメリット

SCENE1:インプラント治療の歯茎切開時
歯茎を切開しながら止血できます。インプラント治療において歯茎を切開する際に用いることで、術後の痛みをより緩和できます。
SCENE2:根管治療時
YAGレーザーは根管治療(歯の神経部分まで汚染されてしまった虫歯の治療)でも効果を発揮します。根管治療において根管内の清掃に用いる「ファイル」が届かないような根管の枝を隅々まで殺菌・洗浄できます(あくまで理論上は…ですが。)。そのため根管治療後の虫歯再発リスクを低減できると考えられています。また、治療時の痛みも少なめです。
SCENE3:歯周病治療時
歯茎が腫れる歯周病治療の基本は、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)の歯垢・歯石を取り除くことです。YAGレーザーはそんな歯周病の治療時にも役立ちます。
歯周ポケットを清掃するための「スケーラー」が届かない部分の歯石・歯垢を蒸発させて取り除くことができます。スケーラーを用いるより痛みも少なめです。
SCENE4:小さな虫歯の治療時
YAGレーザーは、歯の表面に当てるとことで歯の内部に侵入している細菌を破壊することができます。ですから、小さな初期虫歯に用いることで「多めに歯を削る」必要がなくなり、歯を削る量を最小限に抑えることができます。痛みもドリルに比べて少ないです。
SCENE5:歯茎の黒ずみ除去治療時
「保険の差し歯を使っていたら、歯茎が黒ずんできた…」そんな悩みありませんか?YAGレーザーは、そんな歯茎の黒ずみを除去することにも活用できます。
歯周病治療で用いるスケーラー。これで歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)の歯垢と歯石をそぎ落とすのですが、スケーラーでは届かい部分もあります。そしてなにより痛いです。

ミリングマシン(ジルコニア切削機)CORiTEC 150i dry

ミリングマシン「CORiTEC 150i dry」
ディスクを削り出した状態

ミリングマシンは、スキャンした口腔内データを元に詰め物や被せ物を製造する機器です。「ディスク」と呼ばれる円盤状の材料を削り出して歯の形にします。削り出した物を次にご紹介する「ファーネス」で焼成することで、丈夫で美しい補綴物ができます。ミリングマシンとファーネスを揃えている歯科クリニックは九州でもほとんどありません。

CORiTEC 150i dry
ミリングマシンを用いるメリット

完成までの時間を大幅削減
最大のメリットは今までより詰め物や被せ物の完成時間を大幅に短縮できることです。作成した補綴物が歯に合わず修正しないといけない場合でも翌々日には対応することができます。
ミリングマシンがないクリニックでは修正に10日程度かかることもあります。
フィット感を高められる
スキャンした口腔内データを元に削り出すため、おひとりおひとりの嚙み合わせに合わせた非常に精度が高い詰め物や被せ物をご提供できます。
二次虫歯のリスクを抑えられる
詰め物や被せ物の接合部のごく小さい隙間から細菌や食物のかすが侵入することで二次虫歯になってしまいます。ミリングマシンで精度が高い補綴物を作成できるため、二次虫歯のリスクを抑えることができます。

ファーネス(電気炉)iSINT eco

ファーネス「iSINT eco」

ファーネスは歯科医療で使用される焼成炉です。ファーネスを使いジルコニア(義歯用の素材)を高温で焼成することで、必要な強度や耐久性を与え、色味を調節することができます。ジルコニアは焼成時に結晶化して体積が僅かに縮小(縮合)します。このときの縮合率が適切でなければ、実際に歯に被せた際のフィットが悪くなり、噛み合わせの不快感や審美性の問題が生じてしまいます。
高品質なファーネスは温度制御や高精度なセンサーを備えているため、縮合率の偏りによるリスクが抑えられ、患者様に一貫した品質の義歯をお届けすることができます。

焼成前のジルコニア
焼成後

iSINT eco シリングファーネスを
用いるメリット

補綴物が美しく長持ちする
焼成する際に歯の表面に薄いコーティングを施します。コーティングにより歯の表面が滑らかになるため、歯をより美しく見せることができます。また、コーティングされていることで歯を色素沈着や酸による変色から保護することもでき、美しさが長く続きます。

おまけ年季が入ったクリニック本体

クリニックの外観。クリニックというより家です。周囲には美しい田んぼが広がっています。私のお気に入りの景色です。
クリニックの内観。都会の審美歯科のようなお洒落さや審美性は微塵もありません。築16年の古い建物ですが大切に使っています。お洒落ではありませんが、オペに欠かせない清潔さはしっかり保っています。

当院自慢のクリニック(本体)です。築17年の古い建物ですが、見た目はクリニックというよりもはや家ですね。

私たちのクリニックには、都会のクリニックのようなお洒落さもなければ、審美歯科らしい審美性もありません。お世辞にも「見た目がいいクリニック」とは言えないです…。こんな見た目のクリニックですから、患者さんは「このクリニックで審美治療を受けて、本当に大丈夫だろうか…」と不安に感じてしまうかもしれませんね。

もちろん、綺麗でお洒落な見た目のクリニックに憧れを感じることだってあります。私だって(スタッフだって)お洒落なクリニックで働きたいし、その方が患者さんも安心だろうし、お金があったら改装したいと常に思っています。

でも、改装はいつも後回しです。理由は単純です。お金があったら新しい機材を買ってしまうからです。

新しい機材は治療の質を上げてくれます。審美性の向上と、治療を早く安全に進めることに貢献してくれます。つまり機材は患者さんに多くのメリットをもたらしてくれます。でも、クリニックの見た目をいくら良くしても治療の質は上がりません。治療の品質と見た目は何の関係もないのです。

審美治療の本質とは、治療の品質そのものだと私は考えています。だから私はこれからも、クリニックの見た目ではなく、治療の品質を上げるためにお金を使い続けていきます。見た目が不要とは思いませんが他所は他所、うちはうち。スマイル髙城歯科は、これでいいのです。

当院の改装は、当分先のことになりそうです。

知って欲しい私のこだわり

歯の透明度、表面の細かな溝、歯肉との境目…
製作する被せ物のディテールにこだわります

私の診療目標は、“患者さんの理想を超えること”です。そのために私は、被せ物や詰め物を作るとき、あるいはその被せ物・詰め物をセット・調整するときに、細部の審美性に徹底してこだわっています。そんな「審美性追求へのこだわり」も併せてご確認ください。

審美性追求へのこだわり
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