「セラミック矯正やらなきゃよかった」後悔例と理由・対策
こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。歯並び・歯の形・歯の色を整える治療に「セラミック矯正」という治療があります。今回は、セラミック矯正治療で後悔した実例を集めてみました。
院長 髙城秀典
セラミック矯正とは
セラミック矯正とは矯正治療の一種です。歯の一部を削り、その上に審美クラウン/シェルを被せることにより歯並び・歯の形状を整える治療です。
セラミック矯正は健康な歯を犠牲にする治療です。場合によっては神経を抜くこともあり、歯の寿命は少なからず短くなってしまいます。ですから、あまりお勧めしたい治療ではありません。
セラミック矯正が適応となるのは原則として「マウスピース矯正やワイヤー矯正が適応外の場合」です。ただ、モデルさんやタレントさんなど、(通常矯正が可能であっても)できる限り早期に矯正することがその方の人生にとって望ましい場合もあります。患者さんがセラミック矯正を望む理由を伺いながら、慎重に適応判断をさせていただきます。
セラミック矯正の後悔例
1数年後に欠ける、変色する、歯の寿命が縮む
いろいろ調べていると、削って後悔した方も多数。
— みきゃっと🫖🌙🍛 (@micarriena) May 9, 2024
やはり噛み合わせも変わる、知覚過敏や、年数経てば削った分、強度も落ちる。死にそうな歯なら仕方ないにしても元気な強い歯なのに。
超短時間でセラミック矯正治療やってる医院もあって、恐怖すぎ。そこの先生は健康や将来のこと視野にないのかな。
私も10年前くらいにセラミックが流行って歯削って健康な歯抜いてセラミック矯正しました😭
— スー🐶 (@xxyu_znx) March 11, 2024
欠ける、変色する、浮いてくる、でめちゃくちゃ後悔してます🤣
ただ定期メンテナンスできて最悪抜けてもインプラントに変えるくらいの経済力があれば、審美的には良いとおもいます!
セラミック矯正をした結果、死にたくなるほど後悔している話https://t.co/DFMsFYqfUT
— TK (@TK75432160) October 5, 2022
セラミック矯正の説明にも書きましたが、セラミック矯正は健康な天然歯を削り歯の寿命を減らしてしまう治療です。一度削った歯は虫歯のリスクがぐっと高まります。被せ物を着けることで元々の歯とセラミックの歯の境い目にごくわずかな段差ができてしまうからです。わずかな段差には歯垢がたまり、時間経過とともに溝が深まって境い目の隙間から虫歯になってしまうのです。
セラミック自体は変色しにくい材料ですが、接着剤や歯との境い目が汚れたり、歯肉の退縮により隙間が目立ったりしてしまいます。口腔内のケアが不十分であれば、より早く変色が進んでしまいます。
歯科クリニックでの定期的なクリーニングやご自宅での適切なセルフケアを行うことでより長く美しい見た目を維持することができます。しかしそれでも、加齢による歯茎さがり、歯ぎしりや食いしばりによる欠けなどの可能性もあります。
もし歯が抜けたり欠けたりした場合は、美しさを維持するためにはセラミック矯正の再治療やインプラントなどの費用がかかります。
2口臭に悩まされる
セラミック矯正だけは本当に後悔しかしてない。若かったからちゃんと調べなかった自分も悪いけど、カウンセラーの人はデメリットなんか言わずいいことしか言わないし、何年経っても口臭は大丈夫ですか?の問いに対して、口臭が臭くなることはありません!だったのにドルツがないとまじで口臭やばい
— あーち (@archi740455) May 26, 2022
セラミックにして口臭に悩んでるの私だけだと思ってたので、わかりみすぎます🥲フロス毎日しても匂いが永遠になくならなくて悩みすぎてます
— まんまるちゃん🍎 (@manmaruchan_55) March 11, 2024
セラミック矯正をすることで口臭がきつくなるという投稿が複数ありました。その理由は、天然の歯との境い目に生じるわずかな段差にたまる汚れです。ブラッシングをしても汚れが取り切れず、セラミック矯正となると本数も多いため口臭が強くなってしまうことがあります。
芸能人の方、モデルさんへ。より長持ちするセラミック矯正とは
上記のようなデメリットを見て、ご不安に思われるかもしれません。それでもセラミック矯正がベストな選択であると考え、セラミック矯正を本気で検討している方に、より美しさや歯の健康が長く続くセラミック矯正とはどのようなものかについてお伝えします。
これまでご説明したデメリット「境い目の変色」「歯肉の退縮」「口臭」といったものは、天然の歯との境い目に生じるわずかな段差が原因です。つまり、天然の歯との境い目を最小限に仕上げられるクリニックや歯科医師を選ぶことが最重要です。
では、境い目の段差の仕上がりはどのようにして決まるのでしょうか。
それは「治療に使用する設備」です。
①口腔内の高精細な立体画像を得られる最新鋭のCTを使用していること
②データを元にセラミックを精密に削り出せる最新鋭のミリングマシンを使用していること
③(ジルコニアセラミックの場合)焼成時の縮小率の偏りによるリスクが抑えられる最新鋭のファーネス(電気炉)を使用していること
使用するCT、ミリングマシン、ファーネスの品質は、天然の歯との適合性を左右する重要な要素です。とはいえ、最新鋭の設備を使用しているかどうかご自身で調べることは実際難しいと思います。少し遠いかもしれませんが、もし可能であればぜひ当院にお越しください。
当院は佐賀県佐賀市にある審美専門の歯科クリニックです。紹介してきた設備は全て当院で取り扱っているものであり、設備への投資は常に最優先でおこなっています。佐賀県の田舎のクリニックですが、技術や設備・審美治療の品ぞろえ・実績・審美性へのこだわりは全国のどのクリニックにも負けていないつもりです。
もし「本気で歯を綺麗にしたい」とお考えでしたら、県外の方は遠いかとは思いますが、ぜひ当院にお越しくださいませ。