運動すると矯正で歯が動きやすくなる?
本日は、矯正中の運動についてご紹介します。
もくじ
「運動すると歯がよく動く」
って本当?

「運動をすると血流が良くなるから、矯正の歯も動きやすくなる」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実際のところ、運動は間接的に矯正の効果をサポートする可能性があります。ただし、激しい運動をしたからといって、劇的に歯が早く動くわけではありません。
矯正治療で歯が動く仕組み

歯は、歯根(しこん)を支える歯槽骨(しそうこつ)という骨の中で少しずつ動きます。
矯正装置で力を加えると、歯が押された側の骨が吸収され、反対側に新しい骨が作られます。
この「骨の新陳代謝」がスムーズに行われるほど、歯の移動は効率的に進みます。
つまり――
運動によって血流や代謝が良くなると、骨の代謝環境が整いやすくなる=歯が動きやすい状態に近づく、という理屈です。
運動がもたらす“良い影響”

血流改善で代謝アップ
適度な有酸素運動(ウォーキング・ストレッチ・ヨガなど)は、全身の血流を促進し、骨や歯ぐきへの栄養供給を高めます。
ホルモンバランスの安定
軽い運動はストレスを軽減し、自律神経やホルモンのバランスを整える効果も。矯正治療中の痛みや違和感を感じにくくなるケースもあります。
免疫力の向上
血流と代謝が良くなることで歯ぐきの炎症リスクを減らし、健康的な口腔環境を維持しやすくなります。
注意したい“やりすぎ”運動

一方で、過度な運動や急激なダイエットは注意が必要です。
- 極端な食事制限で栄養が不足すると、骨の再生スピードが遅くなり、歯の動きが悪くなる
- 筋トレなどで過度に力を入れるクセがつくと、歯ぎしりや食いしばりが起こり、矯正力の妨げになる
- 激しい接触スポーツでは、衝撃でアライナーやブラケットが破損する可能性も
つまり、「軽い・継続できる運動」が最もおすすめです。
運動の種類別のポイント
ウォーキング
効果:血流促進・代謝アップ
ポイント:1日20〜30分、無理のないペースで
ストレッチ
効果:緊張緩和・姿勢改善
ポイント:姿勢が整うと咬み合わせも安定しやすい
ヨガ
効果:ストレス軽減・呼吸改善
ポイント:心身のリラックスで噛みしめ癖を防ぐ
軽い筋トレ
効果:骨代謝維持・体幹強化
ポイント:無理のない範囲で週数回が目安
運動は“歯が動く体づくり”の
サポートに

運動そのものが歯を動かすわけではありませんが、矯正に適した体の状態をつくる重要な要素です。血流・代謝・栄養バランスが整っている人ほど、矯正治療がスムーズに進む傾向があります。
スマイル髙城歯科では、矯正治療を「全身の健康づくり」の一部と考えています。お口の中だけでなく、体全体を健康的に整えながら理想の歯並びを目指していきましょう。
当院にぜひ
ご相談にいらしてください

当院では大人のマウスピース矯正ブランド(クリアコレクト)症例数全国3位(九州1位)年間症例数170件以上(年間相談者数600名以上)の審美歯科専門のクリニックです。
- マウスピース矯正 症例写真
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After
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Before
After - 施術名
- マウスピース矯正
- 治療費用
- 一式198,000円~738,000円程度
- ※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円が必要です。
- リスク
- マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
佐賀でマウスピース矯正なら当院にご相談ください
はじめまして。スマイル髙城歯科の髙城です。
当院は佐賀市にあるマウスピース矯正専門クリニックです。世界NO.2の症例数を誇るクリアコレクト矯正において、全国NO.3、九州NO.1の臨床経験を有する経験豊富な矯正歯科です。近隣でマウスピース矯正をご検討の方はぜひご相談ください。