矯正で差し歯を動かす重大なリスクについて
こんにちは。佐賀県佐賀市の審美歯科スマイル髙城歯科です。差し歯(抜髄し、被せ物を着けた歯)への矯正は、根が割れたり差し歯が抜けたり、抜歯になったりというリスクがあることをご存知ですか?本日は差し歯がある場合の矯正リスクと対応策についてお伝えします。
院長 髙城秀典
差し歯があっても矯正できる?
神経を失った差し歯でも、矯正で動かすこと自体は可能です。矯正で最も重要な役割を果たすのは「歯根膜」という歯の根の周囲の組織で、歯根膜に力を加えることで骨の吸収と再生が繰り返されて徐々に歯が移動していきます。抜髄治療をしても多くの場合は歯根膜には影響はないため、理屈上は差し歯でも動かすことができます。
既に多くの歯科のサイトには「差し歯は問題なく動かせる」という記載があります。しかし、矯正で差し歯を動かすリスクについて触れているサイトはほとんどありませんでした。差し歯があって矯正を希望されている方は、必ず次でご説明するリスクについて知ったうえで始めてください。
矯正で差し歯を動かすリスク
根っこが割れるリスクが高い
差し歯がある場合、矯正装置で力を加えることで歯の根っこが割れるリスクが高いです。その理由をご説明します。
差し歯は一般的には「土台」の上に「被せ物」をつけるという構造になっています。
矯正器具で被せ物に力を加えることで、同時に歯の土台にも力が加わります。
しかし、歯の根は神経を失っているため柔軟性がなく非常に脆くなっています。
土台から歯の根に力が加わることで、上記のように容易に根が割れてしまいます。歯の根が割れるというのはほぼイコール「抜歯」です。差し歯を動かすことはできますがギャンブルのようなもので、上記のように根が割れて抜歯になってしまうリスクがあります。
差し歯がある場合の4つの選択肢
差し歯がある場合、歯の状態を丁寧にチェックしたうえで、できる限りリスク抑えた治療や、ご希望であればセラミック矯正やインプラント治療と掛け合わせた複合治療も可能です。
差し歯がある場合の主な選択肢
- ①差し歯は動かさず、被せ物で形や位置を調整する
- ②差し歯周囲の移動を抑え、軽度の矯正で妥協する
- ③リスクをとって差し歯を動かし、ダメな時はインプラントを併用する
- ④計画的に事前抜歯し、インプラントを併用する
インプラントを通常価格よりも一律で10万円安くご提供
当院では、矯正の結果歯を失った方にはインプラントを通常価格よりも一律で10万円安くご提供しています。たとえば通常総額約40万円のインプラントは約30万円で入れることができます。※価格は一例です。インプラントの価格は本体の素材・仮歯の素材・歯槽骨再生治療の有無で変化します。
[佐賀]スマイル髙城歯科症例紹介
当院は佐賀県佐賀市の審美専門クリニックです。丁寧なヒアリングをおこない、理想の実現にこだわった審美歯科治療をご提供しています。歯の見た目を解消したいとお考えでしたら、ぜひ当院にご相談ください。
- ✓ マウスピース矯正(クリアコレクト)年間150症例
- ✓ マウスピース矯正(クリアコレクト)症例数九州1位(全国18位)
- マウスピース矯正 症例写真
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- 施術名
- マウスピース矯正
- 治療費用
- 一式176,000円~825,000円
- ※別途診察料3,500円と事前シミュレーション料18,500円(希望者のみ)が必要です。
- リスク
- マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。